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「有機フッ素化学」に特化した近畿圏内で唯一の国立大学研究室

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自然界にはほとんど存在しない有機フッ素化合物。しかし,その応用範囲は医農薬品から機能性材料まで多岐にわたります。これは,他の原子では見られない「フッ素原子」の特異性に起因します。しかし,その特異性ゆえに,既存の反応では有機フッ素化合物を合成することは容易ではない。

私たちの研究室では,フッ素原子の特異性を解明しながら,以下の研究テーマを遂行している:
(1)これまでにない新しい有機フッ素化合物の効率合成手法の開発
(2)医農薬品の主要な部分構造となるヘテロ環構造の新奇骨格構築法の開発
(3)フッ素原子の性質を最大限に活用したフッ素系機能分子の開発

主な年間スケジュール
4月上旬:研究室オリエンテーション
4月下旬〜5月上旬:新歓コンパ
8月上旬:有機合成化学若手セミナー(学会)
8月ごろ:フッ素化学若手の会 (学会)
9月上旬:講座旅行 (2020~2023年までは中止)
10月上旬:複素環化学討論会 (学会)
11月中旬:フッ素化学討論会 (学会)
12月下旬:M1中間報告会 (学内ポスター発表)
2月中旬:修士論文審査会・卒業研究発表会
3月中旬〜下旬:日本化学会春季年会 (学会)
3月下旬:学位記授与式
Current Topics (CT)
週に一度、全員で集まりその日の担当が主要な外国語論文の紹介 (CT) を行います。外国語論文の紹介では,最近の外国語論文 (フッ素化学に関するもの,天然物の全合成に関するもの,材料に関するもの,etc.) を各自で選び,その内容を十分に理解し,皆さんがあたかも著者のように皆の前で発表します。そして,内容に関して多くの質問を受けます。こうした質問に対して,的確に答えるには,各自で選択した論文を読むだけでは全く不十分で,その研究の背景や基礎となった論文を5~10報もの論文を熟読しなければなりません。そうすることで,論文の本質を理解でき,質問に答えられるようになります。

大学院生は,CTに加えて,ある一つのトピックについて,より深く調査し,総説のようにまとめ,発表する訓練をします。これをGraduate Current Topic (GCT) とよびます。基礎的な知見拡大につながるだけでなく,他人の研究をまとめ上げる能力の向上に繋がります。

Current Research (CR)
1・2カ月に一度、全員の前で各自の研究成果を発表する場を設けています。自分の研究の背景,自身が研究する以前の研究結果と,自分の研究の目的,実験結果と考察,今後の研究展望をパワーポイントを活用して,発表してもらいます。皆が研究者のタマゴとして,一人前の研究者になるために必要なスキルであり,自分が行っている研究を専門外の人にも理解してもらえるように説明できるようになることを目指しています。そのためには,「自分の研究については,自分を超える理解者はいない!」と思えるほど,しっかり過去の研究を調査し,自分の研究を深く理解しなければなりません。
研究室に配属したB4生は,翌年の2月中旬に卒業研究発表会で発表 (口頭 7分) しなければなりません。また,研究成果がまとまっていれば,学会発表も行います。
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